古来ヨーロッパの演劇などで人気のDIDという筋書きがあります。DIDは“Damsel in distress”の略で「囚われの姫君」という意味。何者かに捕らえられてさらわれた美しいお姫様や令嬢が縄で拘束され、身動きが取れない状態で、さまざまな陵辱や苦痛を受けるというシチュエーションです。
SM系のDVDとしてDIDものも販売されています。基本的に着衣のまま緊縛されてローターなどで陵辱を受けて姫君や令嬢は悶え狂いますが、全裸にされてしてしまう作品は少ないです。ローターで陵辱を受ける令嬢は、下着の上からローターをあてられたり下着の中に入れられるて身悶えするだけで、下着は脱がされないことがほとんどです。
新人OLや女子大生、30代40代の人妻はSMにあこがれている
50代以降の女性にとって、SMは女性を虐待するだけの変態プレイに過ぎないイメージがありますが、今の若い世代の女性が知っているSMの世界は「少し変わった刺激的なセックス」程度のイメージに変わっています。
テレビやネットの影響で屋外セックスやSMプレイは身近なものになっていて、SM婚も増えていますし、マンネリ解消のためにSMホテルに行ってみて、それ以降はセックスレスが解消したという夫婦の話もよく聞くようになりました。
若くても恋人同士や夫婦間では女性からアブノーマルなプレイをしてみたいとは言い出しにくいので、男性側から提案してみましょう。実は女性の方がSMの経験率は高いので、すんなり提案を受けてくれることもあります。
若い女性はAVをよく見ていてハードな内容も好き
日本最大手のAV販売配信サイトのFANZAでは、サイトを利用している人たちの性別や年齢などの属性ごとに利用状況を公表しています。
その結果、利用者の約3割は女性で、AVも男性同様に購入していることが分かっています。購入しているAVの内容も男性とあまり変わりがなく、女性用AVを購入している女性は少ないことも分かっています。
女性用AVは恋愛物語としては利用されていますが、女性が性欲を満たす目的で購入するときのAVではクンニものが最多で、続いて痴漢もの、レズもの、乳首もの、巨乳ものと続き、女性が強引にセックスされる内容の作品も購入されています。
今は美人のAV女優でもSMビデオに出演する時代
今、AVで単体女優(その名前だけでAVを売ることができる女優さん)になれるのは、有名大学に在籍するかしていた容姿端麗で頭のいい女性だけです。きれいで頭がよく、演技力もある女性でないとAV女優になれない時代になっているのです。
単体女優はきれいでスタイルのいい女性たちばかりなので、男性にも女性にも人気があります。とりわけ、女性がAVを見るときには「出演女優を自分に置き換えるという、男とは違ったずうずうしい離れ業」を使った見方をするので、美人の単体女優はより女性に人気があります。
人気の単体女優でAVを作ると必ず売れます。そのため、今ではマニアックなジャンルでもハードな内容でなければ、単体女優でも作品が作られるようになっています。ソフトSMもそうしたジャンルのひとつです。
実際、美人女優を取りそろえていることで有名なレーベル「プレステージ」の人気女優「涼森れむ」もソフトSMに出演していますし、ほか多数の人気女優がソフトSMに出演していて、若い世代の女性たちはそうしたビデオを見ています。
そうした背景から、今の若い女性たちのなかには、ソフトSMに抵抗感がなくあこがれさえ持っている人たちが増えています。涼森れむを自分と置き換えてAVを見れば「わたしもやってみたい」と感じるのは自然でしょう。
羞恥心や快感で女性を悶えさせるのがソフトSM
「女性が快感に悶えながら恥ずかしがる姿に、男も当の女性も興奮する」というのが、ソフトSMの基本です。女性は快感と恥ずかしさを感じ続けますが、拘束されて身動きができないことを除けば、それほどの苦痛は感じません。
なかには拘束されて身動きが取れなくなるとパニックを起こしたり過呼吸になったりする女性もいます。浴衣の帯で軽く手足を縛るようなソフトSMでも、女性を拘束するプレイをするときには、女性の様子を常に観察をして安全に配慮する必要があります。
女性は「わたしにかまって欲しい」といつも思いながら男を見ています。そのとき心の奥では「この人とセックスをしたら楽しいだろうか?」と考えているので、女性をかまってあげて感じるセックスをしてあげると女性は満足します。その願望を満たしてあげられるのがDIDのようなソフトSMなのです。
SMはSがMに奉仕するプレイなので女性はM女にあこがれる
女性はいつも「女としてかまって欲しい」「女としてカラダを求められたい」「女として男に求められたい」と思っています。女性はメスとしての本能から「セックスがしたい」と思っているため「恋をしたい」と恋にあこがれるのです。
女性の恋への強い憧憬は、繁殖行動をしたいという本能に対するきれい事であり自分に対する言い訳です。性欲を強く感じる排卵期には「今すぐ恋をしたい」とは言わずに「今すぐ、誰でもいいから男とセックスをしたい」と狂おしい本音を、バーなどに行って男を探して実行に移す女性はたくさんいます。
ソフトSMは、S役としての男がM女としての女性に奉仕をして感じさせるプレイなので、女性の願望「女としてかまって欲しい」「女としてカラダを求められたい」「女として男に求められたい」という願望をすべて満たしてくれる女性のためのプレイです。プレイが終わった後に男に優しく抱かれれば、セックスがしたいという女性の欲求も満たされます。
ソフトSMで女性をM女にする方法
ソフトSMで女性をM女にするのは簡単です。「SMって気持ちがいい」と女性が思えばいいからです。ソフトSMでは、女性に苦痛や痛みを感じさせないプレイがほとんどなので、女性は快感を得られるだけですから、マゾヒズム傾向が少ない女性でもSMプレイにのめり込んでM女になっていきます。
女性が快感に集中できるように視覚と触覚を奪う
ソフトSMでは、女性の願望をかなえてあげるために快感を感じやすい状況を作っていきます。普通のSMでもこの点は同じなので、ソフトSMでマゾヒズムに目覚めだした女性を普通のSMプレイに導くのは「女性の嫌がることはしない」という原則を守れば、それほど難しいことではありません。
SMプレイでは女性は男性のなされるがままになりますから「女としてかまって欲しい」という願望を満たすには最適のプレイです。また「女としてカラダを求められたい」「女として男に求められたい」という女性の願望もかなえられます。
ソフトSMでは、女性を快感の虜にするのが女性をM女に育てるカギになります。それには、女性が快感を強く感じるような状況を作る必要があります。
人間には五感があります。視覚、触覚、味覚、聴覚、臭覚です。このなかで快感を得るために必要のない感覚を抑制してしまいます。
まず女性に目隠しをして視覚を奪います。視覚が奪われると不安感を覚えてドキドキするので、これから始まるプレイへの期待感が高まります。また視覚を奪われるので、ほかの感覚が研ぎ澄まされていきます。
その研ぎ澄まされた感覚のなかから、手首や足を拘束して自由にものに触れ得られないようにすることによって、手と足の感覚も奪いましょう。はじめから全身を拘束すると不安感が大きくなりすぎるので、軽く手首と足首を拘束するだけにした方が安全です。
視覚を奪われ、手と足の触覚を抑制された女性は、カラダの性感帯への刺激に敏感になります。さらに「何をされるのか知りたい」との思いから、耳を澄ませます。聴覚が敏感になっているこのときに、女性の名前を呼んだり「かわいいよ。心配しなくていいよ」などと優しく語りかけましょう。
女性は目隠しをされ、手足を縛られて自由を奪われているときに優しくささやきかかられて不安感が和らぐとともに、男性に身を任せることに抵抗しようとしなくなります。
こうした状態にされた女性は、バストや乳首、クリトリスや膣口周辺に対する刺激、肛門への刺激に敏感になっていますから、服や下着の上から触っただけでも快感を得られるようになっています。
女性は「男はすぐに性器を触ろうとする」と思っていますし、実際にほとんどの男はさっさと服を脱がせて性器に触ろうとします。
しかしソフトSMですぐに性器を触ると男の方が主導権を手放すことになりますし、女性が興奮する時間を奪うことになるので、女性が「早くクリトリスを触って欲しい」と思うようになるまで、性器以外の部分を触るなど時間稼ぎをして女性の気分が高まるのを待つようにしましょう。
女性は男性がなかなか敏感な性感帯を触らないと、次第にじれてきて性的興奮が膨らんでいく性質がありますから、女性を十分焦らすことがソフトSMでは大切です。
目隠しをされている女性には、相手が何をしているのかよく分かりませんから、女性が興奮してきたら自由に調教を始めましょう。手で優しく愛撫をしながら、電マでカラダの性感帯を刺激して快感を与えていきます。
少し高価でもウーマナイザーのクリトリス用アダルトトイやバイブは定評があるので購入してみましょう。
いったんソフトSMで快感を覚えたら、女性はプレイをせがむM女になっていきます。
最初に触れたDIDプレイ「囚われの令嬢プレイ」は、着衣のまま女性を感じさせるプレイです。焦らされて性的興奮状態が高まると、服を脱がさない方が非日常的でかえって興奮するという女性もいます。二人でいろいろなことを試しましょう。
女性を拘束してしまうと、上は服を着せたままにして、スカートと下着だけを脱がせるとか、スカートを捲り上げて下着を脱がせてバイブを挿入した後ふたたび下着を着せて、そのまましばらく放置するなど、いろいろなプレイが楽しめます。
